いい歯医者と悪い歯医者の見分け方

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いい歯医者と悪い歯医者の見分け方

いい歯医者と悪い歯医者の見分け方

いい歯医者と悪い歯医者という書き方は少しよくないですね。
いい歯医者はいい治療をする歯医者で悪い歯医者はいい治療をしない歯医者のことです。
よく、患者さんが本当にいい先生だったんだけど・・・・とおっしゃいます。当医院に来院されて歯の状況を見ると以前にした治療がひどいことが多々あります。いい人が必ずしもいい治療を行うわけではないし、がさつに見えていい治療をする先生かもしれません。
ただ、本当に患者さん思いの先生は一生懸命勉強をして、技術を磨いて、治療に望むのではないでしょうか?

歯を長く使う為には歯磨きが一番大切なのは言うまでもありませんが、
虫歯や歯周病になってしまい、歯医者に駆け込んでも、その歯医者の治療が悪かったばかりに、もしくは知識が乏しかったばかりに多くの歯を失った患者さんを何百人も見てきました。

これだけ医療が進歩した社会です。世界中の医療機関で研究が行われています。どのように治療計画をたてて、どのように治療を行えばいいのか?どうすれば患者さんの苦痛を取り除けるのか?10年後、20年後にも困らないような治療はどうすればいいのか?
論文や勉強会、講習会で得ることが出来ます。もちろん、経験というものも大事なことです。

患者さんが歯医者を選ぶときに、どこでそれを判断すればいいのか?
書きたいと思います。

根管治療

根管治療とは、歯の骨に埋まってる部分の根にあたる場所にある管〔根管〕を治療する事を指します。
虫歯が大きくなり神経を取らなければいけないとき(抜髄)、根のなかにバイ菌による感染が起こったとき(感染根管治療)に行われます。
抜髄時の治療は、しっかりと行えば成功率は90%といわれてます。
また、感染根管の治療の成功率は60%といわれています。
まず大事なのは、神経をとった直後の根管治療をしっかりと行うこと。
しかし、根管治療をしっかりと行う病院が非常に少ないのが現実です。
根管内には太い根管と、無数の網目状の神経が走行しています。草木でいえば主根とひげを想像してください。この主根にあたる部分を可及的に清掃し、消毒します。神経自体は有機質ですので、取り残しが多いとバイ菌が繁殖してしまい、バイ菌が毒素を出します。歯の管はストロー上になってますので、根の先(根尖)からでて骨を溶かしていきます。これが根尖病巣という病気です。〔図1〕レントゲンで見ると根の先の部分に黒く抜ける透過像という所見が見られます。
臨床的には、体調をくずしたりしたときに痛んだり、歯をコンコンと叩くとひびく、歯茎が腫れる歯茎にイボのようなもの(ロウ孔)ができるなどです。

とにかく、この根管治療をしっかりと行っているドクターが非常に少ないのが現実です。
根管治療は家で言えば、基礎工事をきちんとしていないのと同じことです。
それなのに、セラミックを被せてしまったりするのです。

まず、根管治療がしっかりと行われているか、いないかの判断はレントゲン写真で行います。
分かりにくいかもしれませんが、根の尖端までガッタパーチャという樹脂の詰め物が適度な太さで入っていることが重要です。

中央の歯が根管治療後です。根の先までしっかり適度な太さでガッタパーチャが詰まっています感染源をなくし、死腔をなくすことで病気にならないようにします。左側の歯は根管治療がきちんとされていないのがわかると思います。

そして、以前、神経の処置をした歯が痛んだとき、かみ合わせの調整と投薬だけで終わりにしたり、かぶせん物をはずして変えるだけの治療をする病院もあります。
なんの意味もありません。
それこそ、治療費泥棒ですね。
以前神経の治療した歯が痛む場合、根の中にバイ菌が繁殖していますのでかぶせ物、土台(コア)、ガッタパーチャをはずして感染根管治療を行います。
治療自体は根管内の清掃、少しずつ根管を太くする拡大、洗浄、消毒この4つがしっかり行われることによって、自分の体が治せる環境を作るのです。病気を治すのはご自身の治癒力であり私たちは、そのお手伝いをしてると思ってください。(図2)しかしながら、治らないものもあります。

この治療は60%程の成功率なのには理由があります。
一つは、根の尖端の神経が網目状で消毒してもバイ菌が残ってしまう事。
二つ目に根管が石灰化してしまい尖端の病気のところまで清掃、拡大、洗浄、消毒が行えない場合です。このような時はアプローチできる場所まで拡大、消毒を行い経過を見ます。
病気が消失していけばいいですし、大きくなっていくのであれば外科的な治療に移っていきます。

リーマー、ファイルという器具を使って根管内の清掃、拡大を行います。

中には、感染根管治療と外科治療を併用しなければ治らないものもあります。
いくつか、当医院の治療前、治療後のレントゲンを見ながら説明します。

1

術前
前歯にかぶせ物をしていますが、根管治療が悪いので根の先に病巣を作ってレントゲンに透過像が見られます。

術後
かぶせ物とコアを外して、清掃、拡大、洗浄、消毒を行いガッタパーチャによって、根管充填が終わったところです。きれいに根の尖端まで適度な太さで詰まってます。

2

術前
中央の歯の痛みと響く感じがあるということでした、根の尖端の清掃が不十分で痛みがでてました。

術後
全てのガッタパーチャを除去後、清掃、消毒をしなおして、適度な拡大を行い、根管充填をした術後です。

このように根の尖端まできちんと清掃、消毒、拡大を行っていないと先端部分に細かい知覚のある神経が残り痛みや、ひびく原因になります。体調が悪くなったときや抵抗が低下したときに症状がでてきます。

3

術前
向かって右端の歯の根の尖端に大きな根尖病巣がありますこのままでは、隣の歯も感染しだめになってしまいます。
この大きさだと抜歯する病院もあると思います。
歯を残せるよう、清掃、消毒に加え特殊な治療を行いました。

術後
治療を行い、根管治療が終わった術後のレントゲン写真です。
大きかった病巣がかなり小さくなってきました。隣の歯に感染せずに残すことができました。

このような、大きな病巣をみると、すぐに抜歯を勧めるところや、いきなり外科的な治療をしたりする
ことはどうかと思います。出来るだけ患者さんの負担が無いように治療を始め、経過を見ながら状況によって、第2、第3の方法で治療を進めるのがいいと思います。

4

術前
真ん中の歯を挟んで左右の歯に病気があります。両方の歯の清掃、消毒、拡大、および特殊な治療を行いました。

術後
術前と比べてきちんと根の尖端まで詰められ適度な拡大がされた為術前に比べ根尖病巣が消失、もしくは縮小しているのがわかります。

真ん中の歯を挟んで、向かって右の歯はかぶせ物が入っていますが、てきとうな根管治療がされている為、根の尖端に丸い透過像で分かるように、根尖病巣が出来ています。
レントゲンは密度の高いものほど白く、密度の低いものほど黒く写ります。
バイ菌の出す毒素によって、根の尖端の骨を溶かしている為、黒く抜けて写るのです。

5

術前
患者さんが来院したときは腫れを繰り返し、常に違和感があるとのことでした。治療を進めてみると根尖部が壊されていて清掃、拡大が困難でした、特殊な治療と外科を用いて治療を進めました。

術後
外科治療を併用して、垂直加圧根充という方法を用いて根の中に詰め物をしました。6ヶ月間違和感と腫れを繰り返していたものが全く無くなりました。現在、セラミックで修復し、1年経ってますが非常に安定して違和感、腫れは全くありません。

根管充填(清掃、拡大、消毒が終わった根の中に詰め物をすること)の方法は2種類あります。
1つが、側方加圧根充法。もう1つが、垂直加圧根充法です。通常どちらかの方法で行いますが当医院では、症例に合った方法を選択して行います。

6

術前
神経の治療途中で中断してしまった為にかなり大きい病巣になってしまい常に腫れ、歯茎から膿を排出していました。何度か洗浄、清掃、などを行いましたが症状がよくなりません。

術中
像影性のある薬にてレントゲン撮影して、外科治療を併用しないと治癒しないと判断し、患者さんと相談し、外科治療を併用しました。

 

術後
根管充填後のレントゲンですが、腫れ、痛み、違和感が全くなくなりました。
術前に比べて、根の尖端の病巣が徐々に小さくなり始めてます。きっちりと適度な太さで根管充填が行われています。

以上のように根管治療をきっちりと行った時の成功率が90%、もしくは60%となっていますのでしっかりとした治療をしていない医院で治療を受けると、20~30%ぐらいではないでしょうか?それ以下かもしれません。 私が今まで見てきた感じでは、きちんとした根管治療を行っている病院は2割程度ではないかと思います。根管治療は患者さんにとって一番何をされているか分かりませんし、症状が出にくいので適当に治療をする医院がほとんどです。
そのなかで、患者さん自身が少しでも、いい先生か判断できるようにいくつかポイントをあげてみたいと思います。

  • 初診時にパノラマエックス線写真、もしくは全顎的に10~14枚のデンタルエックス線写真を撮影し確認して治療を始める。
  • 患部のレントゲンを見せてくれる、一緒に見てレントゲンの説明をしてくれる。(そのときに根の尖端に根尖病巣があれば患者さんも分かると思います)
  • レントゲン写真を治療中にも状況によっては撮影し、レントゲンの説明をしっかりとしてくれる。
  • 治療中、根管内に唾液の流入を防ぐようにしっかりと防湿している。(根管治療中に口を閉じるような行為は絶対にだめです)
  • 治療に伴う痛みを理解していて、術中、術後に痛みが出る可能性を説明してくれる。
  • 根管充填後にレントゲンを見て説明してくれる。(このとき、適度な太さで、根の尖端まで根管充填がされていればOKです。
  • 感染根管治療が必要な根尖性歯周炎の場合、該当歯の歯茎にイボのようなもの(ろう孔)ができます。このろう孔が消失していないと完治していないと思ってください。痕は残ることがあります。
  • 根管充填後に歯を押すと痛い、ひびく感じがある場合、根管治療時の拡大が足りていない可能性が高いです。

根管治療の成功率を上げるために


現在の最先端治療ではマイクロスコープを用いた治療・ラバーダムを用いた防湿・MTAを用いた根管充填、という3つの治療方法が注目を集めています。これら3つの治療方法を適切に行うことにより、より根管治療の成功率を上げることが可能になります。

マイクロスコープとは

マイクロスコープとは最大20倍の拡大視野で患部の処置を行うことができる手術用顕微鏡です。

複雑な形状をしている根管の内部は、肉眼で確認することが難しく、医師の経験や勘に頼って治療するしかありませんでした。しかしマイクロスコープの導入によって肉眼では分からない患部を確認できるようになり、治療精度が大幅に向上。再治療のリスクを抑えることが可能になり、治療の繰り返しが起きにくく、歯をより長持ちさせられる根管治療が実現できるようになりました。

ラバーダム防湿とは

ラバーダム(口の中全体を覆う薄いゴム製のシート)で、歯の治療部分だけを外に露出する方法。
治療する歯のみを隔離し、唾液や浸出液などの細菌が入らない、器具の誤飲などを防ぐために使用しますが、海外では専門医と言われる結果を求められる歯科医師は必ず行うと言われるほど、ラバーダムは世界基準で根管治療を行うには必須の治療法です。

  • 治療歯の清潔な状態を作り保ちます。
    唾液を排除することで、歯は清潔で乾燥した状態を保つことができます。また、治療に必要な薬も口の中に流れ出る危険が少なくなります。
  • 治療を丁寧に行うことができます。
    感染源となる唾液を排除する以外に、口の中の組織(歯肉・口唇・舌・頬)の排除と保護が瞬時に行えます。ラバーダムをしなければ、歯科医師が左手で口唇や頬を押さえ口の中を見やすくする必要がありますが、その役割をラバーダムが補います(手1本分の働き)。自由になった左手が使えるので、より丁寧な治療が可能となります。

ラバーダム、マイクロスコープを使用しての精密根管治療
  • ラバーダム、マイクロスコープ
  • ラバーダム、マイクロスコープ 2

MTAとは

MTAとは、Mineral Trioxide Aggregate(ミネラル三酸化物)が由来であり、虫歯治療などに生じた露髄への根管治療、歯髄保護として主に使用されます。

従来、根管充填に用いられている材料はガッタパーチャという樹液(ゴムと同類のもの)を加工したものを根管内にシーラーという接着剤で詰めるものです。いわゆるゴム栓をするようなイメージでしょうか?
ゴムですので殺菌効果はなく、シーラーは硬化時に収縮するため微小漏洩が起こり、歯質の強化もありません。

これに対しMTAは下記のように実に多くの利点があると言われております。

  • 水と混和させることで硬化するので、口腔内での使用に適しています。
  • 硬化時にわずかに膨張することで隙間が出来きないため微小漏洩を防ぐことができます。
  • 生体親和性が高く、失われた骨の再生に非常に優れています。
  • 硬化後非常に硬くなり、歯根強化され破折しにくくなります。
  • MTAセメントを用いることで、吸収されてしまった骨と歯を再生することができます。
  • MTAセメントは硬化後PH12.5ほどの強アルカリになり、細菌が死滅する環境を数か月間持続することで高い殺菌性を発揮します。
  • 生体親和性が非常に高く体に優しいです。

以上のように上記の3つの治療法は非常にいい治療ですが、保険治療に使用している病院はほとんど無いと思いますし、使えこなせる先生が非常に少ないのが現状です。

一番必要なことは術者の技術と心です。
患者さんが何をされているか分からない治療の手を抜くか、抜かないかは、その人の心の問題だと思います。
医は仁術 といいますがまさに、その通りだと思います。

フェルールについて

歯科医療を行うにあたって補綴治療はかかせないものです。補綴治療とは虫歯になったり、神経の処置を行った後に詰め物や、被せものをする治療をさします。
補綴治療なくして歯科治療はあり得ないのです。

補綴治療を行うにあたっての原則について書きたいと思います。原則を守らない治療を行えば、その歯は長く持たないことが、論文でも示唆されています。歯根の破折防止や、補綴物の脱離防止などフェルールがあるかないかで歯の寿命が大きく変わることがわかっています。
私が歯医者になったばかりの20数年前には、フェルールという考えはなく、根管治療が終了した歯は歯頚部(歯茎の堺)まで大きく削り、太くて、長いポスト(土台の芯棒が入り込む場所)を掘り、コアと言われる土台を立てて被せものをしていました。 しかし、これでは、歯の破折や、補綴物の脱離、適合の悪い補綴物の装着を起こしてしまうのです。
現在では、世界的にフェルール歯の寿命には必須であることがわかっています。
にもかかわらず、現在でもフェルールを無視した治療が数多く行われています。

では、フェルールとは何でしょう?
日本語では帯環効果や、たが効果といい、歯肉から出ている歯質が1.5mmから2.0mmあればクラウンのマージン(淵の部分)が歯と接することにより歯が割れたり、被せものが取れてしまうのを防ぐことができます。また、補綴物を作る際に印象採得(型取り)結果として歯の寿命が長くなります。

図1

  • フェルールについて1
  • フェルールについて2

上記図はaはフェルールがあるためクラウンのマージン(被せものの淵の部分)が歯質にたがのように接している。
Bについてはマージンがコア(土台)に接しており歯質の介在がない。

きちんとフェルール確保をするためには、根管治療時に無駄に歯質を削らずに治療を行う必要があります。その他支台歯形成の方法やコアの立て方でも変わってきます
1本の歯を治療するにも歯医者の知識と技術によって歯の寿命が変わってくるのです。

フェルールがない場合一般的にはどのように治療されているのでしょうか?

1)何度も被せものが撮れる場合→抜歯

2)フェルールがない場合、歯肉の下に入った歯質の上に歯肉が被さりそのまま型取りをするため、合わない被せものが入る

3)歯肉に麻酔をして、被った歯肉を電気メスで切除して、印象採得をして被せる。

以上のようなことをするのが一般的(保険治療内)です
要は、フェルールの改善はされていないのが現状です。
歯肉を電気メスで切除して被せた場合恒常性の維持の観点からも障害が起こり、歯肉の腫れや骨吸収の原因となります。

では、フェルールがない場合どのようにフェルールの改善をするのでしょう?

1)クラウン・レングスニング・プロシージャー(CLP)(歯冠長延長術)を行う

2)エクストルージョン(矯正的廷出)

3)クラウン・レングスニング・プロシージャーとエクストルージョンの併用

1)クラウン・レングスプロシージャー(今後CLP)とは、外科的に歯頚部(歯と歯肉の堺)の位置を変えることで、相対的に歯が歯肉から出ている長さが長くなるように処置します。結果としてフェルールの獲得や歯肉縁下に入り込んだ虫歯を取りきることができ、印象採得もしっかり行えるので適合性の良い補綴物が装着できるのです。CLPを行う場合、程度によって付着の操作のみで歯肉の位置を変える場合と、少し骨を削って歯肉の位置を変える場合があります。

図2

では、フェルールがない場合どのようにフェルールの改善をするのでしょう?

2)エクストルージョン(矯正的廷出)とは部分矯正の一種で、矯正的廷出、歯根廷出術とも呼ばれます。天然歯や現在の被せ物(クラウン)が歯の頭から折れて歯根だけが歯肉の中に残っている場合、一般的には抜歯と言われることがあります。そのような場合に、針金とゴムを使って歯ぐきの中の歯根を引っぱり、廷出された歯根の頭を使って被せ物をしていく治療方法です。フェルールの獲得もできます。エクストルージョン法はご自身の歯根を有効活用できる歯の保存方法です。

では、フェルールがない場合どのようにフェルールの改善をするのでしょう?

3)エクストルージョンとCLPの併用の場合、先にエクストルージョンを行い歯を廷出させた後にCLPにより歯冠長の延長を行いますので、より多くのフェルールの獲得や、歯肉の下に深く入り込んだ歯の保存には大きなメリットがあります。

歯茎より2mm上に歯質が必要

歯茎より2mm上に歯質が必要1

歯周病治療

現在、歯周病の認定医、専門医は全国に約600人程しかいません。
日本歯周病学会に所属し、指導医のもとで研修を行い専門試験に合格すると専門医となります当医院では、日本歯周病学会に所属し、専門医とともにスタディーグループを組織し、しっかりとした歯周病治療を行っております。根管治療と同様に歯周病治療をおろそかにしてしまうと、歯の寿命は非常に短くなってしまいます。

まず、歯周病についてご説明します。
歯周病とは、歯が埋まっている顎の骨(歯槽骨)を溶かしてしまう病気です。
原因は歯に付着したバイ菌が出す毒素によって歯の周囲で炎症を引き起こし、その結果、歯の周りの骨を溶かしてしまいます。
草木も周りの土がどんどん無くなってしまえば、倒れたり、抜けてしまいます。
歯周病も同じように、2分の1~3分の2程度の骨が溶かされてしまうと、グラグラと揺れ始め、しまいには抜けてしまうのです。
歯周病の状況によっては、年間1ミリほどの骨が溶かされます、歯の根は歯槽骨に10~18ミリぐらいしか埋まってませんので、早ければ、5年~10年で歯が抜けてしまうのです。

歯周病は、進行していても、自覚症状がほとんどありません。
初期~中等度の患者さんは自分が歯周病になっていることすら気づかないことが、ほとんどです。慢性的な病気ですので、痛みや、腫れなどの、はっきりした自覚症状が少ないため、重度の歯周病に移行して、はじめて歯の揺れ、急性炎症による痛み、腫れなどの自覚症状が現れ気づきます。
歯周病は自覚症状のない慢性期、痛みや腫れなどの症状が出る急性期、が繰り返し起こって、徐々に悪化していきます。

歯周病の臨床的な症状としては

  • 歯がグラグラと揺れる、物を噛むと歯が動く。
  • 慢性的な口臭がある、指摘された。
  • 歯磨きをすると出血する。
  • 歯茎が下がり、歯の長さが長くなってきた。
  • 歯の輪郭がはっきりとせず、歯の周りにクリーム色状の歯石がある。
  • 歯茎が赤く腫れあがっている。
  • 忙しかったり、体調が優れないと歯茎が腫れる、痛む。
  • 歯の隙間が大きくなってきた。

以上のような症状を自覚した場合はすぐに検査に行きましょう。

次に、歯周病を治す為にはどのような治療を行うのか?についてご説明します。
レントゲンによる歯と骨の状態を確認し、歯周病検査を行います。
レントゲンと歯周病検査で分かることは・・・

  • どの程度骨が溶かされているのか
  • どこに歯石が付着しているか
  • 歯周ポケットの深さ
  • 歯肉の炎症がどこにあるか
  • おおよその骨形態
  • 歯周治療によって保存できるか、抜歯か

歯肉の炎症があると容易に出血してきますので出血点をチェックしているのです。
1歯につき6点の場所の炎症の有無を確認します。
歯周病の進行は、まず歯と歯肉の境にバイ菌が付着します。その結果として歯肉が炎症を起こし、炎症が起こった歯肉はブヨブヨと赤く腫れ、締まりがなくなり、歯面との間に隙間を作ります。 その結果、深部にバイ菌が侵入し、深部の歯面に付着し、その深部で毒素を出し骨を溶かしていきます。この繰り返しで骨が徐々に無くなっていくのです。

歯の周りに歯石とプラークが付着して歯肉が赤く腫れあがってます。
周りのプラークは細菌の塊ですので、歯肉の炎症を引き起こします。
白っぽい縁上歯石も取り除きましたが、激しく出血をしました。

歯周病治療の成功は炎症をコントロールして、今以上骨が溶けるのを防ぐことです。一度失ってしまった骨は元には戻りません。歯周病治療が一通り終わっても、定期的なメンテナンスを怠ってしまうと、またその骨の位置から溶けはじめます。
たとえば、歯周病によって20%の骨が溶けたとします、歯周病治療を行い、病気が安定して忙しくなり、メンテナンスを怠り、3年後来院したときに、3年間で20%の骨が溶けてしまうと0.8×0.8=0.64  もともとあった骨の約半分になってしまいます。

次に、ブラッシング指導と歯石の除去を行います。
歯周病になってしまった方は、今までのブラッシング方法が適切でなかった為なのでブラッシング方法から変えていただきます。
そして、歯石の除去ですが、歯石には2種類あります。見える場所に付着しているものと歯周ポケット内に入り込んで見えないものです。この見えない場所に入り込んだ歯石が骨を溶かしていく縁下歯石といわれるものでバイ菌と血液などから組成されています。

歯石の除去を行い、患者さんの歯からとれた縁下歯石です。だいたい米粒ぐらいの大きさのものですがこの中にバイ菌が繁殖しています1ミリグラム中に1億の細菌がいるらしいです左の写真が、約1ミリグラムです。
細菌は顕微鏡でなければ見えない大きさですが1億集まれば肉眼でも見ることが出来ます。

一番最初に生えてくる永久歯は6歳で生えてくる第一大臼歯です。6歳から数十年蓄積されたバイ菌の塊を完全に除去するわけですが、非常に硬くこびりついてますので、時間もかかり、一度に除去するのは大変です。また、上の写真のように根は分岐しており、複雑な形態をしている為、歯の形態や場所によって、全てを取りきれない物も多数存在します。アメリカなどでは、大臼歯の根と根の間の分岐部の骨を溶かす(根分岐部病変)場合は抜歯をしてしまいます。それはバイ菌が入り込み清掃できず、非常に予後が悪いからです。

歯周病によって抜歯した歯です。
真っ黒な、深部まで入り込んだ縁下歯石が根の尖端まで付着しています。
赤い肉は不良肉芽という感染した軟組織です縁下歯石や不良肉芽がある部分の骨は完全に溶けています。
このように、完全に感染を起こしてしまった歯を保存しようとすると、周りの歯や顎の骨を高度になくしてしまいます。

左の写真は抜歯後の写真ですが、根と根の分岐しているところに縁下歯石が付着しているのがわかります。
レントゲン写真および歯周検査にて高度な分岐部病変を確認し、患者さんと相談の結果抜歯しました。

もともと、ブリッジの土台(支台)になっていた歯です何度も腫れを繰り返していました。歯周病治療を行うように数年前に説明しましたが、しばらく来院されていませんでした、結果、ポンティックと言われる、ダミーの歯を切断して抜歯してみると、根の尖端から3ミリのところまで歯石が入り込み、高度に顎の骨を溶かしていました。
茶色っぽいものが、歯石の塊です。

高度の歯周病の患者さんの抜歯を行ってみると歯の根全体に茶色い縁下歯石がこびり付いていますその尖端にブヨブヨとしたものが一緒についているのが、分かると思います。
バイ菌が出す毒素によって、骨が溶かされ不良肉芽という軟組織になっているものが一緒に取れてきました。

こちらは、高度の歯周病の患者さんの歯を抜歯したものです。根の尖端2ミリのところまでビッシリと茶色い、縁下歯石が付着していますこれでは、歯の保存は出来ません。
このようになる前にきちんと歯石の除去をしなければなりません。

全部の歯の歯石の除去が終わった時点で、歯周検査を行い、今後どのように治療を進めていくかの判断をします。歯周ポケットが深く存在していて炎症が残っている場合は、外科的な治療を行っていきます。これをフラップオペレーション(FOP)といいます。これにより、プラークや細菌の溜まるスペースを除去していきます。比較的安定している場合はメンテナンスを行いながら、検査、歯石の可及的な除去を繰り返していきます。
FOPのメリットは麻酔下で、歯茎を切り、骨と歯の状態を確認しながら明視野のもと歯石、不良肉芽の除去、骨形態の修正が可能です。
デメリットは外科的な治療ですので、切開をしなければいけないこと、術後の痛みが出ることがありえます。

ここで、歯周病治療を健康保険で治療する時の限界について説明します。
保険治療は治療方法、回数などが決まっている為その範囲内の治療しか出来ませんレントゲンを撮影できるのは1回、検査を行い、スケーリングを上下で分け、
1ヵ月後に検査をして、縁下歯石があれば、その除去(SRP)を上下の左右奥歯と上下前歯の6ブロックに分けて縁下歯石を除去し、検査を行い、状況が改善していなければ外科に移るという決まりがあります。これを超えては治療を行えません。
状況にもよりますが、この回数で中等度~重度の歯周病の人に、全ての歯石を除去するのは不可能です。

歯石の除去が比較的容易に行える人とそうでない人がいます。
容易な人は、

  • 大きく口が開く
  • 舌の不随意運動がない
  • 歯肉が繊維性で無い(タバコを吸う人は繊維性の人が多い。)
  • 歯石が柔らかい(超音波ですぐに崩れる)   など・・・
    難しい人は上記の人と逆だと思ってください。
  • 口が大きく開かない人や、舌の不随意運動があると非常に治療しにくいこと。
  • 繊維性の歯肉に人は歯茎が硬く、器具が入りにくく、除去が困難です。
  • 超音波を当てて歯石を壊して除去しますが、なかなか崩れません。

歯周病も軽度なものから、重度なのものまでありますが、治療回数は同じです。
歯石の量がどんなに多くても治療回数は同じです。
このように、保険治療にのっとり治療を行えば、外科治療をほとんどの人に行わなければいけません。しかも、外科治療もたくさんの歯石が付いていては出来ませんので、場合によっては期間を空けて、初診という状態に戻し、歯石を再度除去してから外科治療に移ることもあります。
外科に移行しなくてもいい状況の場合、期間を空けて初診に戻して(SRP)を行っています。
もちろん、保険外の自費治療であれば、この規則にのっとる必要はありません。

適切なブラッシングをしていただき、可及的な歯石の除去、FOPをすることによって、歯周病の状況がコントロールされても終わりではありません。

歯周病の進行を止めるには、“炎症のコントロール”と“力のコントロール”をしなければいけません。今まで、炎症のコントロールについて説明してきましたが力のコントロールについても説明します。

力とは噛む力のことですが、噛む力によって歯周病が増悪してしまうことがあります。

  • 寝ているときに強い力で食いしばったり、歯軋りをする。寝ているときは無意識下なので異常な力で食いしばってしまいます。
  • 咬む力は普通でも、歯の本数少ない為、1本にかかる力が過大になってしまう。
  • 咬む力は普通でも、歯が骨に埋まっている量が少ない為、耐えられる力が弱く過大になってしまう。
  • 咬む力は普通でも、咬む力が1点に集中してしまい局所にかかる力が過大になってしまう。

以上のことで、歯が埋まっている骨(歯槽骨)を垂直的に壊していきます。
例えて言うなら、砂浜に杭が埋まっているとします。杭を抜く時、真っ直引き抜いても抜けません、杭を揺らしながら引き抜きますね。その時と同じような力が歯にかかると骨を溶かすのです。

これを防ぐ為の治療をします。マウスピース(スプリント)を使用したり、歯を固定したり、連結したり、インプラントによって根の本数を増やしたりと治療計画を立てて治療を行いますが、この治療計画が非常に難しく、専門的になります。状況によっては歯周矯正といい矯正治療も必要な場合があります。
トータル治療を出来なければ、本当にいい治療は出来ません。

ここで、患者さんが歯周病治療の病院を選ぶとき、いい先生か判断できるようにいくつかポイントをあげたいと思います。

  • 歯周病検査を全部の歯を、1歯に付き6点計測し診査している。
  • レントゲンと照らし合せ、現在の状況について説明がある。(炎症の有無やポケットの深さなど)
  • 治療計画を立てて、治療を進めている。〔一番大事なことです〕
  • ブロックに分けて、回数をかけしっかりと歯石の除去をしている。(中等度~重度の歯周病の治療を1~2回で終わらせることは不可能です。)
  • 検査を重ね、状況が悪いところに関しては、外科処置も行う。
  • メンテナンスを定期的に行っている。
  • トータル治療が出来る。
  • 専門医である。(必ずしも、専門医がいいとは限りませんが、一般的に見ていいと思います)
  • いくつかの治療の中から、短所、長所を説明しながら一緒に治療方針を決めてくれる。

よく、患者さんに前の病院では、2~3回で終わったのに、何でこんなに回数がかかるんですか?と聞かれます。
しっかりと治療を行えば回数がかかるのです。歯周病で歯の周りの骨は、早ければ1年で1ミリほど溶けてしまいます。短い歯だと10ミリぐらいしか埋まってません簡単に5,6年で歯は抜け落ちてしまいます。しっかりと治療をしてくれる医院で治療をしてもらってください。

最後に、
歯周病を治すのに一番大事なことは、患者さん自身が毎日行うブラッシングです。
私たちがいくら綺麗に歯石を除去しても、ブラッシングをしっかりしていただかなければ、なんの意味も無いのです。

虫歯治療および補綴治療

虫歯の治療に関してはどのような方法が一番いいのか?については非常に難しいと思います。
なぜなら、最低限の約束をしっかりと守ればいいのですから。しかし、それをきっちりと守って治療を行っている医院が少ないのが現状です。近年、MI(Minimal intervention)最小の侵襲といい、最小限に悪いところを取って詰めましょう。ということですが、当たり前のことですし、悪いところをしっかりと取りきらない医院が非常に多いです。もしくは、患者さんが少ないからなのか、虫歯になってないのにやり治したりと・・・目に余る行為を頻繁に感じます。
しかし、虫歯の治療は術後のレントゲンを撮影しないですので、ぴったりとかぶせ物が入っているのか、虫歯を綺麗に取り除いているのか、については分かりようがありません。

虫歯は、ミュータンス菌という細菌による感染症です。感染しミュータンス菌が出す酸によって歯が溶けてしまう病気です。ミュータンス菌に感染し脱灰軟化した部位を完全に取り除かなければいけません。感染部を残したまま被せたり、詰めたりするとまたそこから歯が溶けていきます。

また、適合度の低い詰め物や、被せ物(補綴物)をすることで、すぐに虫歯になってしまったり、歯周病が進行してしまったりします。
本当に適合のいい被せ物をする為には、術者の技術や、しっかりと型作り(形成)と型取り(印象)を行う心の他に被せ物を作る技工士さんの腕が必要です。

もともと、適合度の低い補綴物が入っていた場所や、歯周病がある場所は出血がしやすく綺麗な印象が取れません、樹脂などで詰める場合でも出血のために綺麗に詰まりません。
綺麗に被せて、長く使うには歯周治療も平行して行う必要があります。

虫歯治療で患者さんがしっかりと治療をしているか、判断するときのポイントをいくつか挙げたいと思います。

  • 治療時レントゲンを撮影する、もしくはパノラマレントゲンを撮ってある。
  • むやみに歯を削らない。(一過性の冷水痛や甘味痛は知覚過敏の可能性が高いです、レントゲンや、視診で虫歯が無いのに、症状のみで削るのはありえません)
  • タービン(高速で歯を削る器具)のみで虫歯の除去を行わない。(虫歯だけを除去し、歯髄を出来るだけ保護する為に低速の器具で虫歯のみを除去します)
  • むやみに神経を取らない。(神経を取らなければいけない時しっかりとインフォメーションがある。)
  • ご本人では本当に分からないことですが、歯に対して適合のいい被せ物をする。(デンタルフロスが引っかからないなど)
  • 歯周病の治療も平行して行っている。

以上のことで少しはお分かりかと思います。

補綴治療とは、歯にインレー、クラウン、ブリッジなどを被せる治療のことを指しますが、この被せ物の適合度や色などは腕のいい技工士が作らなければいいものは出来ません。
もちろん、腕のいい技工士に作ってもらう為には、それなりの費用がかかります。
費用が安い技工所と高い技工所では、3~4倍の差があります。患者さんが支払う金額が同じであれば病院のチャージの違いが出るのです。当医院の補綴物を製作している技工士さんは技工士のコンテストで最優秀賞を受賞して、他の技工士相手に講習会で講演をするレベルの人にお願いしております。
大きな違いはセラミック冠を被せるときにシェードと言って、歯の色を写真を撮り周りの歯に同調するように色を合わせて作ることが出来ます。

術前の写真です。
上の前歯には樹脂(硬質レジン)で修復していますが樹脂は経年的に劣化することで、変色し、細菌が繁殖し歯周病や虫歯を作ります。向かって左側の前歯と犬歯の間、前から2番目の歯は被せ物と歯茎の境が大きく虫歯になり、歯周病のために歯茎がやせてしまっています。また被せ物に透明感が無く、全体的に暗く見えています。

術後の写真です。
根の治療をやり直し、虫歯を除去し、歯周病の治療を行い、セラミックで修復しました。透明感があり、歯肉もピンク色で綺麗になったと思います。
患者さんも大変喜んでいます。

術前の写真です。
向かって左上の前歯の歯茎との境目が黒くなってしまい気になっていたとのことです。向かって右上の前歯も以前根の治療をしてました。

術後の写真です。
前歯2本の根管治療を行った後、周りの歯の変色してしまった樹脂の詰め物を、綺麗に詰めなおし、セラミック冠で被せなおしました。歯のバランスもとれて非常に綺麗に治りました。

インプラント治療

現在、日本の法律ではインプラント治療は歯科医師であれば誰でもインプラント治療を行うことが出来ます。歯科医師になったばかりの、新人ドクターでも、リタイア寸前のドクターでも、インプラント治療を全く勉強していなくても可能なのです。

インプラント治療は約98パーセントの成功率があります。医科、歯科の外科治療の中で98パーセントの成功率がある治療は他にほとんど無いと思います。失敗の原因の90パーセントが治療を行った医師のミスだと言われてます。
もちろん誰でも始めてのインプラント治療はありますが、インプラント治療を行う為に、学術書、講習会などで勉強し、知識を得て、指導医のもと研修を行い治療に望むべきだと思います。

インプラントに関わらず、専門医制度というものがあります。これは、日本歯周病学会や日本口腔外科学会、日本矯正歯科学会、日本小児歯科学会、日本インプラント学会などの学会の認定医をさします。
学会というものは人数が定人数集まれば誰でも作ることが出来ますので、名ばかりの学会や金銭目当ての学会、学会として機能していない学会、認定医のハードルが異常に低い学会など多数あります。しかし、そういう学会が認定した認定医が数多く存在します。
病院のホームページなどで恥ずかしげもなく認定医と書いてます。
インプラントに関しての認定医は日本口腔インプラント学会の認定医が専門医と呼ばれます。
当医院は日本口腔インプラント学会の専門医です。
また、専門医でなくても、インプラントに精通し非常にすばらしいドクターもたくさんいます。
現に、当医院も歯周病の専門医ではありませんが専門的な教育を受け、学術書、勉強会、講習会といったもので習得し専門医と同じレベルの治療を提供していますので、専門医でなければだめということではありませんが一つの評価の指標にはなると思います。
インプラント治療は治療費用が高いですので、どの病院で治療を行うかをよく吟味する必要があります。また、最近ではインターネットで10万円以下でインプラントを行う病院も出てきてます自分の体の一部として使うインプラントに質に低いものや、保証のないもの、技術的に問題のあるところで行うべきではないと思います。予後の良いしっかりとした治療を行う為には、それなりの費用がかかるとおもいます。インプラント自体安いものと、高いものでは5倍以上の差がありますし材料によっては被せ物の精度に差が出てきます。また、作る技工士によっても差がでます。

インプラント治療は、難易度によっても成功率が変わりますし、治療計画によっても変わると思います。骨が少なく造骨をしなければいけないものや、粘膜(軟組織)が薄くすくなければ、厚みを作らなければいけません。使う材料や、方法によって患者さんの負担や予後が変わってきます。
また、一般的に簡単だと言われるインプラント治療でも、術者によって予後に大きな差が出てきます。 例えば、インプラントと隣在の歯との位置関係によって磨きやすかったり、磨きにくかったり。
インプラントの長さ、埋入深度、方向などで力のかかる方向が悪く、周りの骨が溶けてしまったり、
診断が適切でない為、骨に対して大きすぎるインプラントを入れ込み、結果として骨を溶かすなどさまざまなトラブルが出てきます。

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